【徹底解説】人の表情の描き方、驚き編

キャラクターの表情の描き方

要点さえ押さえれば、キャラの表情は自由自在!

「キャラクターの表情をどう描けばいいかわからない!」

どうも創作の楽しみを伝えたいオオペコです(*- -)(*_ _)ペコリ

みなさん、イラストや漫画を描いている中で「キャラクターのこういう感情を表現したいけど、どう描けばいいかわからない」、「怒りとか悲しみの表情ってどう描けばいいの?」といった悩みや疑問をもっていませんか?

今回はそんな人たちのために「驚きの表情」についてその特徴や表情の派生などについて書いていきたいと思います。

またこの記事はP.エクマン ・ W.V.フリーセン 著の『表情分析入門』というわりかし専門的な本をもとに、内容をマイルドにして作成しています。

なのでキャラの表情をどのように描けばいいかあらかたわかっているという人も新たな発見があるかもしれないので、読んでもらえれば幸いです。


「驚きの表情」の基本的な特徴

驚きの表情の基本的特徴として以下が挙げられます。

①「眉」・引き上げられ、湾曲し盛り上がる

    ・眉の下の皮膚は引き伸ばされる

②「額」・水平の横しわができる(できない)こともある

③「マブタ」・大きく開かれる(上マブタは持ち上げられ、下マブタはさがる)

④「眼」・白目が瞳の上、時には周りにも表れる

⑤「唇」・アゴが下がり唇と歯が引き離され、口が開く


続いて驚きの表情が現れるシチュエーションや表情自体の特徴についてのべていきます。

驚きの表情について

ご存じの通り、自分の予測しない出来事が起こった時人は驚きの表情を見せます。

そして驚きの表情は数ある表情の中で最も表れる時間が短く、驚いた後には別の表情が表れることが多いです。

そのため「驚き+怒り」「驚き+喜び」など様々な表情と混ざりあいます。

また「驚き」と「恐怖」の表情はよく似ていて、どちらも眉が引き上げられる、眼が大きく開くという点において共通しています。

しかし驚きの眉は恐怖の眉とくらべて丸く曲がっていて驚きの眼は全体的に見開かれるのに対して恐怖の眼は上マブタだけ開かれる、といった違いがあります。

驚きの表情の派生

驚きの表情は眉・眼、マブタ・口の主に3つのパーツから成り立っていますが、眉だけが驚きを示すなど部分的に驚きのパーツが表れることがあります。

その際「驚き」とはまた別の表情になっていきます。

例えば、

  • 「驚きの眉のみ」➡疑惑の表情
  • 「驚きの眉」+「嫌悪の口」➡疑惑の表情(疑い度強め)
  • 「驚きの口のみ」➡呆気にとられた表情
  • 「驚きの眉」+「驚きの口」のみ➡興味のない驚き、興味がないが驚いたフリをしている

などがあります。

キャラクターの微妙な表情を表現する際の参考になれば幸いです。


まとめ

今回は驚きの表情について書いてきました。

しかし今回ご紹介したのはあくまで驚きの表情の基礎なので今回の記事を参考に自分なりにデフォルメをしていけば更に表現の幅が広がると思います。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ


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