イラストをかっこよくしたいなら…「垂直線の構図」を使おう!
「垂直線の構図」で場面が引き締まる!
どうも創作の楽しみを伝えたいオオペコです(*- -)(*_ _)ペコリ
絵を描くのが好きだったりイラストを描いている人は、「かっこいいイラストを描きたい」、「描いてみたけどもっとキレイにまとめたいな…」と考えたことがあると思います。
今回はそんな悩みを解決できる「垂直線の構図」について書いていきます
まず垂直線の構図の持つ強みとして以下のようなことがあげられます
- ①使うとイラスト全体が引き締まる(かっこいい印象になる)
- ②場面にリズムを生み出すことができる
- ③背景に垂直線を用いると、モチーフが際立つ
詳しくは以下で書いていきます。
①使うとイラスト全体が引き締まる(かっこいい印象になる)
イラストに垂直線の構図を用いると、画面全体が引き締まりカッコいい印象にしやすいです。
上のイラストの赤線に注目してください。
このようにイラストのモチーフを地面に対してちょっと垂直に配置するだけで全体が引き締まります。
ただ注意点がひとつあります。
見てわかる通り上のイラストではきっちり角度が90°になるようにモチーフとなる人物を配置していません。
それは、あまりに垂直に配置すると存在感が強くなりすぎるためイラスト全体となじまず浮いてしまったり、イラストを分断してしまうからです。
そのため背景などに垂直線を使わず、モチーフやイラストの前面・イラストの広い部分に垂直線の構図で配置する場合は、
- 少し角度を傾ける
- ポーズなどのシルエットを直線的にしすぎない
などの工夫が必要になります。
②場面にリズムを生み出すことができる
「イラストを描いてみたけれど、どこかさびしいなー」と思ったら、垂直線の構図が使えるかもしれません。
イラストが寂しい印象にならない方法はいくつかありますが、イラストの主役となるものの周りに垂直線状に人や木々などの物を配置していくと場面にリズムを生み出すことができ、さびしい印象は解消されます。
③背景に垂直線を用いると、モチーフが際立つ
垂直線の構図は背景に使用することによって、イラストの主役(モチーフ)を引き立たせることもできます。
例えば下のイラストを見てください。
一応モチーフが女の子であることはわかりますが、遠近感もなくどこかパッとしません。
そこで背景に垂直線の構図を用いると、
モチーフである女の子が引き立ち、イラストにリズミカルな遠近感が生まれました。
背景に木々やビル群、群像の人々など垂直線の構図になるものを配置することで前面のモチーフを際立たせることができます。
まとめ
今回は垂直線の構図について書いてきましたが、まとめとして、
- 垂直線の構図で場面を引き締めることができる!
- リズムを生み出すことができる!
- 背景に使えばモチーフを際立たせる!
- 垂直すぎるとモチーフが浮いてしまうので注意!
ここまで読んでいただきありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ
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