「やる気さえあれば無限にできる!!」は大間違いです。
集中力が続かない人がすべき3つのこと
どうも創作の楽しみを伝えたいオオペコです(*- -)(*_ _)ペコリ
みなさん絵を描くことや勉強などに対して「やらなきゃいけないけど集中できない」と1日をダラダラすごして無駄にしていませんか?
たしかにやらなきゃいけないと分かっていても「どうしてもめんどくさい」となりがちでペコリーノも時間を無駄にして後悔したことが多々あります。
もし「集中して作業したいことがあるけど集中できない・やる気がでない」ならば
- 「25分だけ作業したあと、5分休憩する」ことをくりかえす
- 作業中は時計の針の音などを流す
- 25分の作業を3~5回行ったあとは、30分ほどの長い休憩をとる
の3つを行ってください。必ず行った方が集中できます。
「こんなことで集中できるのか?」「もっとやる気を高める方法を教えて!」と思うかもしれませんが安心してください。
この3つは「ポモドーロ・テクニック」という人が集中するためのテクニックで、ちゃんと集中できるようになります。
少なくとも「やる気があればいくらでも集中できる」とやみくもにおこなうよりは集中力が持続します。
では「ポモドーロ・テクニック」について詳しい説明と、驚くほど集中できる理由、具体的な実践方法について書いていきます。
ポモドーロ・テクニックとは?
「ポモドーロ・テクニック」とはイタリアの起業家フランチェスコ・シリロが提唱した、タイマーを使っておこなう集中術です。
基本的には上で書いた通り、
- まずは15~25分だけ作業をする
- 5分ほど休憩する
- また15~25分だけ作業をする
- ↓
- 25分の作業を4回ほどくりかえしたら長めの休憩をとる
ということをくりかえすだけです。超簡単。
そのほかにも「作業中は時計の音などを流す」などの要素はあります。
しかし「そこまでやるのはメンドクサイなぁ」や「そもそもこれだけで集中できるなんて信じられない」と思うかもしれません。
それでも「25分の作業➡5分の休憩」をくりかえすことだけは特に手間も必要ないので試してみてください。
もしこのテクニックに効果があるかどうか疑わしい人は下を読み進めていってください。このテクニックにはちゃんと集中できる根拠があります。
ポモドーロ・テクニックで集中できる理由
「ポモドーロ・テクニック」で集中できる理由として、
- 「25分という時間制限」があるから。
- 強制的に休憩をとらせることで、脳がダレルことを防ぐことができる
の2つの理由があげられます。
「25分という時間制限」が人を集中させる
人間は時間が限られているなどの「制限」があるとめっちゃ集中するようになります。
たとえばゲームとかでも「あと残り30秒でクリアしないといけない!」ってなったほうがゲームに集中しちゃいますよね?
それと同じで絵や勉強などの作業でも時間制限をつけることで「早くやらなきゃ!」となり、集中力を引き上げることができます。
また25分という時間設定は「人間が1人で集中できる時間が25分程度」だからというだけなので、もし25分が長いと感じたら10分でも5分でも自由に時間設定してもらってもいいです。
「自分自身が楽しみながら続けられること」が重要ですから、自分で自由に設定してください。(^▽^)/
強制的な休憩で、脳がダレルことを防げる
そもそも人が長時間集中し続けられないのはどうしてだと思いますか?
それは同じ作業ばかり続けると人の脳は同じ刺激に飽きてきてしまい、ダレてしまうんです。
そのため強制的に休憩をとらせることで脳に違う刺激を与え、ダレることを防ぐのです。
そうすれば落ちつつあった集中力も元に戻り、結果的に長時間集中できるようになります。
作業は中途半端に終わってもいい!
もし「25分がたったけど作業が終わってないから休憩できない」と思っても、絶対に休憩をとってください。
作業が終わるまで続けてしまうと、それはただただ長時間続けていることと同じなので、作業が中途半端でも中断して休憩してください。
それに「中途半端で終わらせる」ことにも良い点があります。それは途中で終わったことだから気になってもっとやりたくなるという点です。
人は心理学的に「途中で解決せずに終わったことは、気になってしかたがない」のです。ネットフリックスのドラマとか事件が解決しないまま終わるから気になってすぐに続きが見たくなりますよね?
それと同じで作業を途中で中断したとしても気になってもっとやりたくなるので作業が中途半端に中断するとしても気にせず休憩に入ってください!
ポモドーロ・テクニックの”コツ”
ポモドーロ・テクニック自体は作業と休憩をくりかえすだけというシンプルなものですが、いくつか注意点やコツのようなものが存在します。
- 作業の目標を小さく分割する
- 作業中は「雑音」を流す
- 作業を「終わらせよう」としない
- 簡単な作業と大変な作業を交互におこなう
- アプリの「Focus To Do」を使う
以上5つがポモドーロ・テクニックをおこないやすくするための”コツ”です。
全部行わなくてもいいですが、おこなえば続けやすく集中しやすくなるのでぜひ試してみてください。
①作業の目標を小さく分割する
25分の作業の間になにをするかは自由なのですが、「参考書を10ページやるぞー!」と作業の目標を大きくしすぎると延々目標が達成できず気持ちがダレます。
なので「25分の間に”参考書を1ページ”やる!」という風に目標を小わけにすると、小さな達成感をちょこちょこと得ることができるのでやる気も保ちやすくなります。
②作業中は「雑音」を流す
「雑音」と聞くと集中力がさえぎられそうなイメージを持ちますが、逆に完全に無音の状態だと落ちつかなくなって集中しずらくなります。
なので作業するときは「時計の針が進む音」や「森のなかの不協和音」など適度な雑音があったほうが集中しやすくなります。
5番目に紹介する「Focus To Do」というアプリでは
集中しやすいように‘‘時計の針の音‘‘や‘‘カフェの音‘‘が作業中に流せるようになるから便利だよ。
しかしここで注意してほしいのが音楽はNGということです。実際作業中や勉強中に音楽を聴くという人は多いと思いますが、曲のリズムや歌詞に気を取られて集中しにくくなります。
そのため作業中は音楽を聴くことをやめてほしいのですが、「自分のテンションを上げるためにどうしても聴きたい」などであれば、休憩中に聴いてもらえればいいと思います。
③作業を「終わらせよう」としない
よーしタイマーをセットしたし、早く作業を終わらせるぞ~
ちょっと待って!
実は「早く終わらせようとする」とやる気が起こらなくなることが多いの!
やる気がある人の中には「早く作業を終わらせてやる!」と考えるひともいると思います。しかしそれはこれから行うことに対してめんどうなこと・退屈なことというイメージを持たせてしまいます。
それに「終わらせよう、終わらせよう」としすぎると、やっていることに対して退屈さを感じてくるため「早く終わらせよう」とすることはマインド的によくありません。
なのでこれから行うことに対しては「早く終わらせよう」とするのではなく、「設定した時間の間ただただ作業に没頭しよう」と意識することをオススメします。
そうすることでより集中しやすくなりますし、「○○分の間ちゃんと集中することができた!」と達成感を得ることもできます。
④簡単な作業と大変な作業を交互におこなう
実際にポモドーロ・テクニックを行っていくと行う作業の中でも「簡単なもの」と「大変なもの」という風に分けられると思います。
この「大変な作業」を連続でやっていくといくらポモドーロ・テクニックを駆使していても疲れてしまいます。
そのため「大変な作業の後は簡単な作業、簡単な作業の後は大変な作業」という風に交互に行うと良いリフレッシュになって疲れを感じにくくなります。
⑤アプリの「Focus To Do」を使う
ポモドーロ・テクニックで、いちいちタイマーを設置するのがめんどうだなぁ~
そんな時はアプリの「Focus To Do」を使うと便利だよ
ポモドーロ・テクニックを行う際にスマホのタイマー機能を使うこともできるのですが、いちいち手動で設定するのはかなりめんどくさいです。
またタイマーが手動だと休憩が終わっても「タイマーの設定するのが面倒だなぁ」となって休憩から戻ってこなくなるという恐れもあります。
そこで活躍するのが「Focus To Do」というアプリです。
このアプリでは「作業25分、休憩5分」という風に設定しておけば自動で25分→7分→25分という風にくり返してくれます。
なので、いちいち手動でタイマーを設定する必要もないうえ、自動でタイマーが進行していくので休憩から戻ってこなくなる恐れもありません。
もし「ポモドーロ・テクニックやってみよう」と思っているならぜひスマホにインストールしてみてください。
まとめ
以上、爆発的に集中できる方法「ポモドーロ・テクニック」を紹介してきました。
最後になりますがこのポモドーロ・テクニックがオススメの理由がもうひとつあって、それは「休憩中に、なんの罪悪感もなく楽しいことをできる」ということです。
オオペコ自身、何事にも集中できなかったときは「○○をやらないとダメなのになぁ」と罪悪感を抱きながらダラダラしていました。
しかしポモドーロ・テクニックを実践してからは「楽しいことは作業の後のご褒美にする」という風にできたので、漫画を読むことや音楽を聴くことに何の罪悪感も持たず今までの2倍楽しめるようになりました。
なので「集中できるようになりたいなぁ」「やるべきことがあるけどダラダラしちゃうなぁ」という人はぜひポモドーロ・テクニックを試してみてください!
(ちなみに休憩中は‘‘バトル漫画‘‘を読むのがオススメです。一気にテンションを上げることができるから。)
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